karin

スティングのkarinのレビュー・感想・評価

スティング(1973年製作の映画)
4.4
詐欺はよくないが、この映画ではなんだか応援したくなる詐欺師たち。主人公フッカーが師匠を殺されたことをきっかけに復讐を誓うところから話が始まり(勿論自分の身も狙われてるので逃亡もする)、手強い強敵を相手に詐欺仲間達が究極のシナリオを考えて、痛快軽快に奮闘する話。「気持ちよく騙される」っていうのがキャッチコピー化してるくらいシナリオや演技のバランスも良く、暗い犯罪モノというよりコメディ感があって楽しい。詐欺師なのにこんなに謎の団結力あるんだと思わされたり。テーマ曲であるエンターテイナーもラグタイムの良さが出ていて、軽快なリズムがこの映画にとてもマッチして明るい雰囲気になってると思う。たまにふと観たくなってみる好きな映画のひとつ。
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