「親友の仇だなんてスゴんでちゃ困る。」
1936年9月、どん底の不景気。
舞台はシカゴに近い街"ジョリエット"
大切な仲間、"道路師"ルーサーを殺された仕返しに、"引っかけ屋"ジョニーは"伝説の詐欺師"ゴンドーフの元に駆け込む...
さすがアカデミー賞7冠。とんでもなく面白い。
"ホシ"をハメるまでの過程をこちらに見せながら、更に二重三重と裏切ってくる。ラストシーンは絶句の後、声を出して笑ってしまった。控えめに言って傑作。
銀髪と金髪の詐欺師、鑑賞者に手の内を晒す演出、裏の裏の裏を用意する展開、様々なプロが集まり1人のホシをハメる作戦...
大好きな"オーシャンズ11(2002年版)"がこの作品をいかにリスペクトしていたのかが分かる。銀髪のオーシャンと金髪のラスティーから既に...色んな興奮が冷めやらぬ。
オーシャンズ11でソールも真似していた"鼻を触る合図"がカッコ良すぎて、大人気なく観ながら一緒にやってしまった。
2023年鑑賞38本目
