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ヴァージン・スーサイズのmarikabraunのレビュー・感想・評価

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)
4.0
みんな大好きヴァージンスーサイズ。ソフィアコッポラは正直そこまで好きな監督ではないんだけどこのガーリームービーの古典ばかりはDVD持ってる。初めて見たのがリズボン姉妹たちと同じ年頃だったので強く残っているというのもあるんだろう。冒頭で「何故こんなことをするんだ? 君はまだ人生がどれだけ醜くなりうるかも知らないぐらい若い」と尋ねる医師に「だって先生は13歳の少女だった経験なんてないでしょう?」と言い放つセシリアの台詞が全て。気だるくて生意気で、異性への好奇心も芽生え始め、親と学校その周辺だけが世界の全てだった、まだ今よりもずっと繊細で壊れやすかったあの頃、引き金なんて簡単に引ける。
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