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ヴァージン・スーサイズのmiのレビュー・感想・評価

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)
3.5
マリア像と十字架、ポンプ式香水、扇子、ぬいぐるみ、日記..、姉妹たちの趣味が部屋の至るところに配置されていて、淡くて儚い世界感に惹き込まれる。
10代には10代の地獄があって、生きる世界も選択肢も大人と比べて閉鎖的。周囲の男子からは”性の対象“、親からは“抑圧と管理の対象”にされて、誰からも本質的に理解されない。姉妹たちの残酷な自殺はそんな彼らへの復讐と解放の手段だったのかな。
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