綿

ヴァージン・スーサイズの綿のレビュー・感想・評価

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)
3.8
観た後の何も残らなさ。残らないというよりか全てを持っていかれる感じ。
姉妹が微妙な感情を顔に出すのがうまく、またそれを撮るのがうまい。楽しそうに明るく撮っているのに内容はキツくてその落差がまたキツイ。口数が少ない女の子には感情移入しにくいので逆に綺麗な存在のまま終わっていくという、最後まで見た目の美しさに加えてミステリアスな雰囲気が魅力になっていた。

エンジ色のベロアのスーツを着ることに決めた。見つけたら即買おう。
誰かが語っていくスタイルの映画というのはなぜか良いなと思ってしまう。
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