やっぱりと思っていたけど左京区の中心は百万遍であるっぽい。宝ヶ池に触れてくれたのがせめてもの救いかもしらん。
出町柳、木屋町、下鴨、今はなき河原町のマルイなどノスタルジーに殺られて、はは〜〜なっていたところ工藤氏のレビューに目を覚まさせられる。
ストーリーは真っ当ながらたしかに手段が飲みサーのノリであることは間違いない。学生の街京都っぽいといえばぽいのやが、そういうノリを避けてきた身としてそこに気づけなかったことがなんだか恥ずかしく思える。
四畳半からのスターシステムと作画の面白さ、神谷浩史の起用はかなり評価できるが、黒髪の乙女と先輩を描く時間が折半されてしまっているせいで後半のドラマチックな演出と観ている側の感情移入の温度差が割と開いていた印象があり、改めてアニメシリーズではなく映画におさめる尺の短さの難しさを感じた。劇場版のエヴァンゲリオンで感じたやつ。