父と決別してジャズシンガーとなった男の葛藤を描いたトーキー第一発目の歴史的な作品
映画に声が乗った初めての作品
映画界において歴史的な作品やし、
『雨に唄えば』や『バビロン』で
名前が挙がって気になってたし、
『アーティスト』を観たのもあり鑑賞
いざ観てみると基本サイレントで
歌唱パートだけトーキーなのは予想外
一発目やからまだ部分的やってんね
"過去を向いて生きる人々には
月日は知らぬ間に過ぎていく"
歴史的な作品というのは置いといて
内容としてはちょっとイマイチやったな
主人公は良い人で好感を持てたけど、
偏屈で頑固で自分勝手な父が好きじゃない
理解しようとせず勝手に突き放して、
自分の息子なんかいないって言ってたのに、
久しぶりの再会でも突き放すだけやったのに
自分の容体が悪くなると来て欲しいってのは
全然感情移入できひんし納得いかへんかった
ジャックが両親を想う気持ちは素敵やけど
父の代わりに歌って欲しいって言う家族も
舞台に立てって言う人もみんな
ジャックの気持ちは考えていなくて
ジャックのことが可哀想に思う
父の代わりに歌うジャックの歌声が素敵
ジャックが無事夢を叶えれて良かった
「待ってくれ、楽しみはここからだ」