子供から見た世界 歯がゆい感じで
アッバス・キアロスタミの脚本
過酷な展開にハラハラする
ラストの7時前の夕暮れのロングショット
1枚のガラスに吹き付ける冷たい雨が美しい
教室の窓ガラスを割ってしまったクーチェキブールが
先生に「今日中に直せ」と怒られる
父親からお金をもらえなくて困っている
転校してきたアルダカーニが窓ガラス代を貸してくれることに
とにかく今日中に窓ガラスを入れなければ
明日から学校に行けなくなる!という思いで
風が強く雨が降りしきる中でも
クーチェキブールは大きな一枚のガラスを持って
学校を目指す
小さいのにこんな人生のままならなさを
味わうことないのになと
ガラスも重そうで、かわいそうだった
ちょっとした交渉ということを
思いつかないもんだな…
自分が小さい時も猛烈に不器用だったかも
それにしてもイランの子供は可愛いです!
イランの広がる大地も素晴らしい