ソニア

シザーハンズのソニアのネタバレレビュー・内容・結末

シザーハンズ(1990年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

若き日のジョニー・デップとウィノナ・ライダーが観たかったので鑑賞。あと義務教育的な立ち位置だし。

両手がハサミでできた人造人間が普通の人間の女の子に恋するお話。切ない恋愛だったり、周りからの扱いだったりと全くホラー要素はない話で安心して見ることができた。
ウィリーウォンカとかマッドハッターみたいな白塗りメイクはここから始まったのかと感動。当初ティム・バートンはThe Cureのロバート・スミスに主演をオファーしたらしい。しかし断られてしまい、その結果ジョニー・デップに白羽の矢が立ったらしく、もしロバートが快諾していたら今のチョコレート工場やアリスインワンダーランドはなかったのかなと感慨深くなった。


ウィノナ・ライダーは何年か前にナイトオンザプラネットを観てからの大ファンなので19〜20歳の初々しい演技がとても良かった。

家に閉じ籠っていたティム・バートンの青春時代を投影した映画として有名だが、だからこそラストシーンには衝撃を受けるし、今の丸くなった姿に安心する。
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