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シザーハンズのopokoのレビュー・感想・評価

シザーハンズ(1990年製作の映画)
3.5
2024/09/16視聴、Disney+

少し前に、ネットニュースで本作の劇場上映が中止になったという記事を読んだ。中止になった理由は明確でなかったが、Disney+で鑑賞。
実はサムネで観るのを避けていた作品。

ストーリーは予想と随分違っていた。
町はずれの山頂の屋敷に住む発明家の老人が、両手がハサミの人造人間エドワードを作り、両手を通常の手に交換する直前に亡くなってしまう。エドワードはハサミの手を持ち一人で屋敷で生活していた。
ある日化粧品のセールスレディのペグ(ダイアン・ウィースト)が屋敷にセールスに行き、エドワードに会い、エドワードを自宅に連れて帰り家族として生活していく。
エドワードは、両手のハサミでカットする素晴らしい才能があり、植木、ヘアスタイルとステキにしていくが。。。

予想では、両手のハサミを忌み嫌われ、ひたすら暗い話かと思っていたが、最終的に悲しい話にはなるが、途中はペグ家族をはじめ、近所の人、警察官までエドワードの姿に恐怖や、差別することがない。
ペグ家族にはすんなり受け入れられる。

拍子抜けする反面、よかったなと思いながら見進めていけた。
そして、驚くほど優しく、人がいいことが、逆にエドワードを傷つけてしまったのは、何とかならなかったのかなと思う。

雪が降ることを孫娘に聞かれ、答える中でエドワードのことを話すが、彼が来てから毎年雪が降るから、彼は今も生きているわと説明するところは、私が優しい気持ちと、エドワードに会いたくなる気持ちが入り混じってしまった。
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