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若い人のOSHOのレビュー・感想・評価

若い人(1962年製作の映画)
3.6
石原裕次郎✕浅丘ルリ子✕吉永小百合
昭和の文豪、石坂洋次郎の代表作の映画化。

長崎にあるミッション系の女子高が舞台。
若い教師役に石原裕次郎と浅丘ルリ子、
多感すぎる生徒役に吉永小百合。

石原裕次郎は相変わらずカッコいい。
吉永小百合は多感すぎる、つまり面倒くさい女子高生役をちゃんと演じていた。
浅丘ルリ子は晩年のイメージと違っててわからなかった、でも、とにかく圧倒的に綺麗。

吉永小百合は、石原裕次郎と浅丘ルリ子が愛しあってると思い、
浅丘ルリ子は、父のいない吉永小百合の父兼夫になるよう、つまり、結婚するよう提案する。
典型的な三角関係の物語。ただ爽やかさは無く、ずっしり重いストーリー。

先生と生徒が結婚?とかいまならありえないけど、昔は大して問題じゃなかったのでしょうね。
そして、修学旅行中、生徒の寝る部屋でタバコを吸う先生…いまなら絶対にありえない。

一方、修学旅行先が東京だったり、
先生が生徒を妊娠させたという噂が校内で流れたり、
若くてイケメンの先生(石原裕次郎)に対する女子高生の歓喜の悲鳴は、
60年前も今と変わらないところもあると思った。
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