セレぴた

名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)のセレぴたのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いや…
「ヤバい!ダウンウォッシュに入った!」
場面を畳み掛ける勢いと迫真の反応と小学生(仮)がヘリ操縦に専念してるっていう異様さに笑ってしまった。まるで小学生パイロットが主人公の少年漫画を見ている気分だった。凄まじい迫力笑
周りの3人はあの時点でコナンが只者ではないことを、もっともっと注視するべきだ。

そして爆発後、ヘリの価格を心配する元太に
「ローターだけでも、1000万くらいするんじゃないんですか?」
と返す光彦で余計に笑った。


登場人物の一人。小山内奈々が21歳ということに驚いた。今の時代で考えると年齢設定とキャラクターの性質が乖離している辺り、作品に対してジェネレーションギャップを感じる。

閉じ込められたシーンで、これは常套句になるかもしれないが、なんで「手分け」しちゃうかなあ〜😅
しかもそれで何で女性二人と子供で固まらせるかなあ〜😅(蘭の戦闘力を頼りにした様な場面じゃなかったし…コナン=新一を知ってる人もあの場には居なかったし…)
女2子1だけの面子に「ここを動かない様に」なんて、何故そこで危機管理能力が働かないかなあ〜😅
馬鹿おっちゃんは置いといても、目暮と白鳥はもうちょっと頭使おう…とイライラ。
挙げ句の果てにコナンも「ヘヘッ俺も探してこよっと」て…キャラ崩壊か?😅
次は奈々さんって段階で誰も頭を使わない😅
そんで殺害された後に目暮、
「とにかく今は下手に動かん方がいいでしょう」
ワインセラーのブービートラップ、旭の死体を目の当たりにした時点で何故そうならない😅

そして犯人の動機。小山内奈々へのものは納得できたが、他の被害者への動機が不可解でしかなかった。
その程度で高々ソムリエが実力組織の工作員じみた犯行に及べるものかね…😅
元々サイコパスの素質があったとしか…。

常々思うが、名探偵コナンに登場する犯人達はそれまで極々普通の人だったのが、殺人や犯罪の衝動に駆られた途端に知能指数が高くなるのだな。


最後、小五郎が英理の脚を撃った件で理由が判明し実行するコナン、納得する皆。え、阿保じゃね?と思う私。
弾丸を掠めるのが条件なのよね…?まだ人質から少しはみ出てる犯人を撃つ方がマシじゃない…?その方が全てに於いてリスク低くない…?


突っ込み所は満載だったが、そこはやはり名探偵コナン。トリックがまずまずだったので最低点数はあげます。