ロボットマン

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃のロボットマンのレビュー・感想・評価

3.6
前作から10年。すっかり成長したアナキンはパダワンながらずば抜けた才能を持ち、ジェダイ・マスター達からも一目を置かれる存在に。
しかしアナキンに未熟さを感じているオビワンには未だ認めて貰えず、持ち前の精神の幼さを発揮して日々ストレスを溜め込む。
スターウォーズの歴史の中でも特に重要な要素のひとつであるクローン・トルーパーの存在が明らかになる本作。
敵のドロイド兵に対し数で大きく劣るジェダイたちをサポートする彼らがクローン大戦の鍵を握る。
そのクローン以外の部分ではアナキンとパドメの恋模様、アナキンの精神の弱さ、ドゥークー伯爵の台頭くらいのもので、画面は派手でも尺稼ぎの行ったり来たりなど退屈な時間が多く感じる。
強さと優しさと美しさと賢さを兼ね備えたパドメ。彼女の唯一の欠点はアナキンに恋をしたことだろうか。
でも、フォースの才能は親からの遺伝が強いのだからジェダイの恋愛を禁止するのは最大の過ちだったのではないかと思う。
ジェダイが子を持てばルークのようなジェダイ2世が多く誕生し、滅びることもなかったのではないかと。それにアナキンも大っぴらにパドメとの恋愛をしてストレスを溜めず闇堕ちしなかった…いやアイツはどのみち闇堕ちするか。