前半と後半の2部構成。
前半は新兵たちの訓練が描かれる。この訓練シーンは出色の出来だと思う。
①人間性を完全に否定
②兵士に"なる"訓練を徹底的に行う
③兵士として生まれ変わる
このように、兵士になるための通過儀礼が描かれるのである。
他の新兵たちの足をことごとく引っ張る「愚鈍デブの新兵」を軸に、前半は徹底的に訓練シーンが続く。
実際の軍曹をキャストしているだけあって、本当にリアルだ。
後半は、実際にベトナム戦争に赴く兵士たちを描く。
あまり書きすぎるとネタバレになるので、これくらいにしておくが
クライマックスを観ると、思わず脱力してしまった。
一体、何と戦っていたんだ…