ベーべ

見知らぬ乗客のベーべのネタバレレビュー・内容・結末

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ライター持ってる?

アルフレッド・ヒッチコック監督
モノクロ作品

有名テニスプレイヤーが、列車で初めて会った男にいきなり交換殺人を一方的に持ちかけられる。
テニスプレイヤーはバカバカしいと言い、列車を降りるが…。

その時に入れ違いで列車に乗り込む男が、今作のヒッチコックさんでした。

結局、互いに交換殺人をして、そこから共に警察の捜査をかいくぐっていく物語なのかなと予想していたが、だいぶ違った。

実際は、その見知らぬ乗客が何の断りも無く勝手に、主人公(テニスプレイヤー)の妻を殺してしまう。
度が過ぎた行いに対し、男を警察に突き出そうとするが、そんな事をしても共犯を疑われるだけだぞと言われ、どうすればいいのかわからなくなる主人公。

終始、この見知らぬ乗客に主人公が振り回されるのがメインストーリーだった。

今作は物語も然ることながら、ヒッチコック監督の演出も見どころでおもしろい。

見知らぬ乗客が主人公の妻の首を絞めて殺害するシーンは、直接的なカットではなく、眼鏡に反射させた映像を見せる手法。
また、クライマックスの暴走メリーゴーランドのシーンも凝ってる。

現代だったら絶対CGだろうな…

サクッと観れておもしろかったです
ベーべ

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