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見知らぬ乗客の62355cinema5のレビュー・感想・評価

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)
3.8

実家のVHSビデオ整理で発掘していたものを再視聴。
前日に次いで、楽しめる作品でした。

テニス選手のガイは、ワシントンから乗った列車の中で見知らぬ乗客から声をかけられる。
ブルーノというその男性は、ガイが妻と不仲であることや上院議員の娘アンと付き合っていることなど、彼の私生活を熟知していた。
そして、彼はガイの妻を殺す代わりに自分の父親を殺害してくれないかと交換殺人を持ちかけてくる。
話しに取り合わずに列車を降りたガイだったが、ブルーノはガイの妻を殺してしまう。
警察に疑われ尾行されるガイだったが、ブルーノも執拗に付きまとい始める。
さてガイはこのサイコ殺人鬼にどう立ち向かう?

被害者のメガネの中に映る殺人の様子など、安定のカメラワークでサスペンス性を高めてくれます。

また、テニス場の試合観戦客に紛れて、ガイを見つめ続けているシーンなどユーモア溢れるカットも。

そして、クライマックスでは、なんと遊園地の◯◯が暴走します。(でも子供は喜んでいたかな?)

全体的に、心理的に迫るスリリングな展開はさすがです。

ところで自身監督の作品にカメオ出演するヒッチコック監督ですが、どこに登場したか分かりますか?
答えはコメントネタバレ欄に。
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