半兵衛

見知らぬ乗客の半兵衛のレビュー・感想・評価

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)
4.0
この頃からヒッチコックがミステリーからサイコサスペンスへと移行しようとしていたのがわかる映画。今から70年も前の作品なのにブルーノのヤバさは古びていないのが凄い、テニスコートでまんじりとガイを見つめる姿や、ヒロインの妹を見る目つきなどは「怖い」の一言に尽きる。またブルーノは盲目の老人を助けたり、人前ではひょうきんだったりするのがヤバさを助長させる。
個人的には「復讐するは我にあり」の榎津はブルーノの継承者だと思っている、人当たりが良かったり、父親を憎んでる、見知らぬ人間を即座に殺せたりするところとか
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