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人生劇場 飛車角と吉良常のメッシのレビュー・感想・評価

人生劇場 飛車角と吉良常(1968年製作の映画)
3.7
ヤクザ二人の男と一人の女の行きつく先。

人生劇場 飛車角の内田吐夢版リメイク。

話はオリジナル版を大筋でなぞっているものの、より男と女の話を中心にしていてスッキリ見やすい。

ショットやセリフ、演出も少し削ぎ落とされていてスタイリッシュにカッコ良くなっている。

オリジナル版は少し情けない鶴田浩二が魅力的だったけど、リメイクは鶴田浩二、高倉健双方ともアウトローの格好良さが存分に出ている。

吉良常は今回の辰巳柳太郎が抜群にいい。渋い。

なんといってもラストの鶴田浩二の大立ち回りの映像だろう。
その後の実録路線を予兆させるアクションになっている。
その格好良さにしびれた。
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