人生劇場 飛車角と吉良常の作品情報・感想・評価・動画配信

『人生劇場 飛車角と吉良常』に投稿された感想・評価

mihiro
4.0

辰巳柳太郎の吉良常がほとんど全部持っていった(しかし三州の生まれなのに江戸訛りなのはどういう設定?)が、クライマックスの鶴田浩二のカチコミに作品のすべてを収斂させる構成も見事。「花の吉原百人斬り」で…

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内田吐夢監督の、沢島忠「飛車角」のより重厚さを増したリメイク作品と云った印象で、「続飛車角」と併せた沢島版の方が好みだ。吉良常が月形龍之介から辰巳柳太郎、おとよが佐久間良子から藤純子、青成瓢吉が梅宮…

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4.1

ほとんど主役と言っていい辰巳柳太郎の懐の深さは、死の間際には自ら銀杏の木に向かい銃を撃って亡き親分に思いを馳せる姿で完結する、あくまでも仕える者として人生を終える美しさ。そのあとの飛車角の出入りで画…

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1963年公開「人生劇場 飛車角」のリメイク作品。

大正十四年。上海から戻ってきた吉良常は、亡き主人の息子である瓢吉を訪ね、中学時代の恩師である黒馬と共に同居することになった。
一方飛車角は、小金…

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コレはヤクザ映画・任侠映画じゃないね
立派な人間ドラマ・ラブストーリーの傑作

普通だったらカチ込みの添え物だったけど
飛車角・宮川・おとよの関係をキッチリ描いたお陰で<映画>になっていた
ラストカ…

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3.0

〖1960年代映画:任侠映画:小説実写映画化:リメイク:東映〗
1968年製作で、尾崎士郎の小説『人生劇場・残侠篇』の実写映画化で、1963年製作の『人生劇場 飛車角』のリメイクの任侠映画らしい⁉️…

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めー
-

飛車角の話ってこんなに良かったけ?染みるわぁ…
進んでいくにつれ、役それぞれの内面に重みが加わって奥行きが出てよかった。
からのラストの白黒ブレブレカメラ粗め演出も良い!純粋にかっこいい!
個人的に…

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geru
3.2
内田監督の格調の高さと
任侠テイストがお互い邪魔してる。

いつもの人生劇場とひと味違うー
内田吐夢監督の成せる技なのでしょうか
“常さん”の存在がそう感じさせるのか
出演者はほぼ いつメンなんですよ

今作は吉良常(辰巳柳太郎)が丁度良い塩梅の魅力的なキャ…

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 藤純子が殴り込み前に縋り付いてくるシーンは原作通りだが、勢いを殺しているようにしか思えない。白黒も入り方は良いがやってることはただの殴り込みなのが物足りないし、色が戻った際の血が大した量じゃないの…

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