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ドラえもん のび太の宇宙漂流記のikarushのレビュー・感想・評価

3.7
starfieldの発売が間近に迫った中で、宇宙物のSF映画見たくてチョイスしたうちの1本。
大山のぶ代ドラえもんで育った人間なので、初代ドラえもん声優の映画はそれだけでステキなんだけど、ちょっと詰め込みすぎ感が強いかな。良い意味で言うなら飽きないほどにテンポが早いんだけど、逆にどの要素も軽く感じてしまった。

ちなみに当作品はドラえもん映画20周年作品という記念すべきタイトルで、それだけに色々な部分で金のかかり方を感じる。
特に音楽はピカイチで、フルオーケストラ感のある素晴らしい出来。ただ宇宙寄りにし過ぎたせいか、どこか「ガンダム」ぽかったりジョン・ウィンドウズ感が漂いすぎた印象がある。
またこれまでのドラえもん映画の、特に「鉄人兵団」や「魔界大冒険」、「海底鬼岩城」、「アニマル惑星」で見たようなシーンも随所で見られ、それら多様なSF映画のオマージュ的な趣も感じた。
もちろんドキドキ・ワクワクな少年たちの夏休み冒険譚に加えてのコメディテイストもあって楽しめるんだけど、話の盛り過ぎ感が強いかなと。
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