三澄

真実の行方の三澄のレビュー・感想・評価

真実の行方(1996年製作の映画)
3.8
面白かったけどコメントの前情報により面白さ半減した、何も見ずに見る方がよいかも





以下感想↓↓

面白かった。細かい部分での設定やストーリーが楽しめる。どんでん返し系というよりは静かなミステリーとしてみると良いかも。オチに意外性はないけど個人的には細部設定は見抜けなかったし、最後のリチャードギアの後ろ姿の演出も良く、ちゃんとゾワっとして良かった。

どんでん返し映画って返しは面白いけど中盤つまらなかったり無理矢理感あることが多くて(ユージュアルサスペクツとか途中まで2.0だけど、最後の3分で4.0になる映画だったし)まあそういうのもいいけど過程がちゃんと楽しめる映画もよいね。

惨殺で指切り落とすとこから見せる演出や拘置所内の色など、地味なんだけど演出が良かった。そしてこれも地味ながらビデオテープなどのワクワクする要素を詰め込んでいる気がする。俳優さんもみんなよかったな。全体の完成度が高い印象。

リチャードギアのウィンクに痺れたぜ…
三澄

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