三澄さんの映画レビュー・感想・評価

三澄

三澄

残酷で異常(2014年製作の映画)

3.6

結構面白かった
少し変わった世界設定のループもの
小ネタではあるものの細かい事実が段々解き明かされていくのが面白かった
設定がふわふわしてるのでそんなのあり?みたいな強引なところもあるけど、ヒューマン
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

長いし脚本のわかりやすいエンタメ感は薄めなので万人にはオススメしないけどデパーテッドとはまた違った悪党の良さあって好き

いわゆるギャングらしいシーンだけでなく、要所要所に出てくるお料理シーンや家族付
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.6

どんでん返し?部分はそんなにテンションあがらなかったけど(ぞわっとするタイプの個人的好みのどんでん返しではないのと、回収する伏線がネタバレ直前までないからかも)展開がテンポ良く変わりハラハラするしオチ>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

これは画期的な映画…内容はドラマだけど、印象は新感覚ホラー

認知症の感動系映画は多いけど、この映画は情に訴えかける暖かさなどはなく残虐に認知症の擬似体験をさせられる。

要所でホラーのようなぞわっと
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マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.6

じわじわと気持ち悪いし話はわけわかんないけど斬新で好き
7 2/1階設定最高
マキシーン、悪女だけどぶっ飛んでていいな
全員マルコヴィッチシーン笑った
しかし新年1本目にみる映画だったのだろうか…

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.0

子供の頃見て再度見、大人になっても面白い…!
一人二役により起こるハプニングエピソードなど細かい部分まで秀逸
ミセスダウトであることが父親としての成長、仕事にもつながり、最後もミセスダウトのコメントで
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

三味線と折り紙の組み合わせ、目や骸骨のシーンなど好きだった
ただ3種の武器の要素によりせっかくの三味線という個性的な力が弱くなってしまったので、クボが三味線と折り紙で戦うところがもっと見たかった
また
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

世界観が斬新で感動した…
外国の監督が描いた日本なので、日本人からみるとかなり新鮮な気がする

入院食が鮭の切り身だったり細かい所までリアリティのある部分と外国から見た日本という部分が融合されてて面白
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

1.0

キングスマン、キックアスなどのブラックコメディ系をさらにクセ強くした感じで個人的には全く合わなかったな、、
登場人物が不快でギャグも全くツボがわからなかった。「皮肉きいてて今っぽいでしょ?みんな表面的
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セルラー(2004年製作の映画)

3.5

サスペンス要素は特になく電話誘拐系としてはかなりコメディタッチなので好みは別れそうだけど面白かった。良い警官役がファーゴのジェリー役の人!頼りない感じの役がなんともよく似合うな…
スーツやデス妻など海
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.8

現在では割とよく目にする仮想現実系だけど、これがベースなのかな。
1999年にこの映像クオリティは凄すぎる
企画共に話題になるのも納得。
全然何の話かしらなかったけどこういう話なのか…弾を避けるシーン
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カリスマ(1999年製作の映画)

2.0

CUREがよかったので鑑賞
毒素をもつ木がまわりの木を殺し生き残る、生きる事と殺すことは同じ事、企画や設定は好きだけれどストーリーやその表現は難解すぎて、今まで見たなかで一番謎な映画だった。映像が暗い
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.8

ジャックニコルソンの悪役ぷりが最高だった…
ただ覆面警官の葛藤の描き方や終盤の展開にしてもどことなくテーマ性とアート性が中途半端に存在して、この映画に関してはシンプルにエンタメ寄りだった方が好きかな。
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

3.3

素晴らしいと思う部分と、否定的な部分が半々くらい。
でも要所でちゃんと泣かせていただいた
「死は敵ではない」

ただ個人的にはあんまり好きじゃないなあ、頭硬いせいかもはや奇行に見えてしまうシーンが多く
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記憶の夜(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前半のぞわぞわ感がよかった
後半はただ悲しくて泣ける…
返しの設定はちょっと無理矢理すぎてなるほど!とはならず若干おいてけぼりを食らったけどギミック的には面白かった

何で自分だけ生き残ったのか、あの
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9

好き!面白かった〜!
シンプルなストーリーではあるけれど、動けない恐怖にめちゃハラハラする。
体は動かないけれど逆境に負けず戦う主人公の強さもいい。
そしてぞわっとスカッとする最高のオチ。
新しさはあ
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フライトプラン(2005年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

序盤で大枠展開が読める。後半は設定が無理矢理すぎてなるほどとなる細かいポイントや伏線回収やわくわくするギミックもなくハラハラもしないし過程が楽しめない。

最初のわかりやすすぎるオカルトシーンにより最
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.8

面白かったけどコメントの前情報により面白さ半減した、何も見ずに見る方がよいかも





以下感想↓↓

面白かった。細かい部分での設定やストーリーが楽しめる。どんでん返し系というよりは静かなミステリ
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

世界観と爆破のビジュアルスケールはすごいが、内容がしっくりこなかったかな
企画は好きな系統だけども
もっとリアリティがある方が好き

未来人の目的は、現状の未来を救うのではなく毒薬を過去に持ち帰り過去
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

静かに時が流れていく映画で好みはわかれそうだけど、良かった
ノマドの生き方や、考え方は新鮮。実際にはそんな気楽なものではないだろうし、皆何かしらを抱えているはずだけど、身軽にしがらみもなく生きる姿は羨
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コインロッカーの女(2015年製作の映画)

3.4

世界観や企画は好きなんだけど、なんだか微妙に感情移入しずらい感じ

主人公の強さや残虐さ、母親を慕う姿がもっとあって良かったと思う

冒頭、子供たちが泣き叫ぶ中主人公だけは異質で、その異質さが大人にな
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スプリット(2017年製作の映画)

3.3

シャラマンなのでどんでん返し系かなと思ったら展開に意外性なくかなりあっさり終わった…
初の多重人格ものだったので個人的には楽しめる部分もあったけど、ビーストはちょっと突然すぎて笑った
ヴィジットのよう
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.8

万人にはお勧めしないけど心に残る映画
オカルトと科学的な部分のバランス感が好き、個人的には見た事ないモチーフだったので新鮮

間宮という男、見てると自分までおかしくなりそうな感覚に陥る
そしていつ誰が
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アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

全体的に刺激が弱めであまり合わなかった。
画の変化も弱め。よくある未来施設。
マザーの目的や設定は面白かったけど、子供を殺したり旧人類を殺したりなど、直接的な描写はないのでマザーがそんなに怖くない。
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.9

課題名画5
これは涙が止まらない…
余韻が心に染みわたる完璧な終わり方

父子家庭というものを映画で見る機会がなかったので新鮮に感じた

母子家庭とはまた違う、二人の男同士の関係性の描き方がとても良い
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはこれ好き、主人公がめちゃカッコいい!
弱者がめちゃ強い無双系
アフガン帰還の元軍人vs習いたての素人集団なので、無双感も納得できる

ハラハラ感が忍び寄る敵への恐怖や狩られる側同士のいざこざ
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.0

1に比べると内容が大分複雑でサスペンス的なものはなくコメディ色強め
個人的にはシンプルで完成度高い1の方が好きかな〜
でもライアンのキャラは好きだった

イコライザー(2014年製作の映画)

3.3

CIAてかアメコミヒーローレベルの強さ
最後は流石に敵弱すぎて笑った

ナメてた奴が実は最強系はよいね
脚本に捻りほしかったけど…

無双アクションは男のロマンなのかもしれん

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

2.3

最後の銃撃シーンや村人のたくましさはよかった。ルンガかっこいいな…
ただ主人公不在だしテンポがかなり遅く説明的なので、残虐シーンある割に平坦で世界観もリアル寄りで派手さは薄め
地図から消された理由も大
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.6

なんとも斬新設定
コメディやエピソード全般面白かった
ハッピーエンドだけどトゥルーマン可哀想で若干腑に落ちない感じはありつつ…まああまり深く考えずに楽しむ映画かな
コマーシャル入れ込んでくるの笑った
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セブン・イヤーズ・イン・チベット(1997年製作の映画)

3.6

伝記的な映画なので退屈な部分もあったけど、チベットの文化はとても興味深かった

ダライラマの神々しさ、子供らしい面もありつつ、生まれながらにして僧侶であることを感じる
チベットを土足で踏み躙る中国人を
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

展開が読めず面白かった!
電話でのみ繋がっているため、未来の人間は過去に干渉できないというのが面白い
過去に干渉するために未来でしかわからない過去の事件を利用するというアイデアも面白かった
ただ終盤は
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インセプション(2010年製作の映画)

3.8

TENET、ダークナイトもそうだけど本作も非現実的な現象へのリアリティが凄い
夢が第一階層、第二階層と階層をなしており、時間軸がずれるというのも面白い
わかりずらさは相変わらずだけど世界観はとても良
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ミスト(2007年製作の映画)

3.3

この映画見た人全員「なるほどそういうことか…見て良かったけど二度と見ない…」という不思議な感想を呟くので好奇心でみてみたけど全く同じ感想…
最後の霧の中の異形よかった