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真実の行方のTacosのネタバレレビュー・内容・結末

真実の行方(1996年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

OSTが効果的に使用されており、緊張感や恐怖心を煽られた。スタンプラーが二重人格であることが明らかになった時、どちらが作り出された人格なのかという疑問を持った。マーティンのアーロンに対する喚問や精神科医との対話のビデオを確認しているシーンで、自分が抱いた疑問が間違いではないことを確信したし、マーティンもその時点で疑いの目を向けていたのだろう。マーティン同様、二重人格であることすら見抜くことができなかったのは、アーロン、そして彼を演じたエドワード・ノートンの演技力の功だろう。こうした容疑者が物語冒頭で明らかになるタイプの作品は、終盤に明かさられ真実にいつも驚かされ、期待を超える満足感を得ることができる。
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