おそらく多くの方々が鑑賞済みの作品であるだろうから、敢えてあらすじは書かない。
私も今回が3度目の鑑賞だが、初見の時の衝撃が忘れられない。
あのラストは、本当に心の底から震え上がった。
これほど鳥肌が立ったのは初めてかも、と思ったくらい。
とにかくサスペンス映画といえば本作だろうと、またあの衝撃を体感したくて観直してみた。
何度観ても、とにかくエドワード・ノートンがすごい。
本作がデビューらしいけれど、ものすごいインパクト。
主役のリチャード・ギアを完全に食ってる。
精神分析医の役でフランシス・マクドーマンドも出てたんだな。
いい役者が揃ってる。
検事役の女優、ローラ・リニーが絶妙にイヤな女だったけど、彼女のおかげで物語が一気にいい展開に膨らむところがお見事。
観ていて「来た来た来たー!」とめっちゃ高揚感。
ラストをしっかり憶えている映画って意外と少ない。
ラストがずっと記憶に残る映画が、私にとっての名作なんだろうって思う。
世間の評価なんてどうでもいい。
私だけの名作に出会えたら、それでいいんじゃないかって思う今日この頃だ。