Qちゃん

真実の行方のQちゃんのレビュー・感想・評価

真実の行方(1996年製作の映画)
3.8
あまりにもオチが有名だからオチを知った上で観ちゃったのが残念。知ってて観てもなかなかショック受けたから、なにも知らずに観たら相当衝撃だったと思う。

裁判の流れや答弁はもうぐちゃぐちゃになってたけど(ほんとよくあれで裁判官許したな)、リチャードギアの演じる弁護士がバーでジャーナリストに語ってた、人間は悪人だから罪を犯すわけじゃない、だから弁護する人間が必要なんだ、ってとこが結構いい話だなー、この人が意外と性善説を信じるいい人だなーとやや感動。

そんな感じでいい展開で終わりそうなところを、あの落とし方っていうね。その皮肉と、現実に向き合った彼の悲哀も素晴らしいね。

エドワードノートンの演技、よかったね!一目でどっちか分かるのはすごい、が、現在の映画ではかなり役のハードルも上がって来て、もっと何重人格も演じ分ける必要出てきてるから、役者さんたちは大変だなぁ。。
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