RIO

離愁のRIOのレビュー・感想・評価

離愁(1973年製作の映画)
3.8
行き先の決まってない汽車
自分が誰なのか何もかもがなくなる

戦争で何もかもがなくなる
― 必要ではない人間はいない

遠く時間が過ぎて形勢が変わり他人から見れば過去はどんな筋書きでも作れてしまう
そんなものを超えていく想いの丈
自分が誰なのか何もなくなる

目と目を合わせれば全てが甦る

咲く時期ではなかった花
苦境が生んだ出逢いだけれどもその非日常から掛け替えのないものがこの世に作られた
再び咲いた2人は美しかったです

さりげなく言ったロミーィ
「ひとりにしないで 今はまだ」
が切ないっっ
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