もう何度見たか分からない。
この映画とジョゼとかあのあたりの映画は僕を孤独から救ってくれた。
こんなちゃらんぽらんで生きていいんだって思えた。
こんな人生があるのかとも思えた。
すごい偏見だけれど、
女性が主演で女性という性にフォーカスを当てたような作品がすごく苦手。
でも、この作品は、なんか女性なんだけれど、女性としての人間にフォーカスされてると思うからすごい興味深くって見入った。
それぞれが男とかプライドとかに依存しつつ、確かな自分を探してる。
当時の僕は大学生で
年上の人たちがこんな感じなのかって思えた。
あれから15年くらい生きたけれど、
この映画の人らよりも変な人もたくさんいた。
小説より奇なりとはよく言ったもの。
芝居もみんな凄くよくて凄い好き。
この時代のこの映画の雰囲気が凄い好き。