健一

バニー・レークは行方不明の健一のレビュー・感想・評価

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)
3.2
1965年 🇬🇧映画 モノクロ作品。


BSで放送していたので録画して深夜に鑑賞。
TSUTAYAの旧作コーナーへ行くといつも何故か必ず目に留まり気になっていた作品。
今回 念願の初見。

ロンドンに越してきた女性の4歳になる娘が突如 行方不明に。
兄と共に娘を探すが全く手掛かりがつかめない。
警察に捜査を依頼し行方を探す警部は 消えた娘というのは母親の妄想ではないかと疑いだす🤨。
現実なのか、偽装誘拐なのか?
ひとりの母親の愛と信念が消えた娘を取り戻す(?)までを描いたサスペンス スリラー。

'05年のジョディ・フォスター主演の「フライトプラン」の元ネタ映画なのかな? 設定はソックリ!
完全にネタバレ厳禁の、レビュー泣かせの作品です。

最初の1時間位はめちゃくちゃ面白い!
何?何?えっ? どーゆー事?の1時間。
この緊張感を約1時間くらい持続させているのは素直に凄い。
だがしかし、後半からラストにかけては 失笑してしまう程の失走感。時代を感じます。
この頃の時代はこんなオチでも許されるのでしょうね。
目の越えた現代の私達には コントなの? と笑うしかないです。

ローレンス・オリヴィエ扮する事件を追う警部のみが マトモな人間。
それ以外のキャラはかなりクセが濃いめで ちょっとやり過ぎなような。
主人公の家主で隣に住んでいるあの オッさん は何?超キモチワルイ!!
自分の家主があんな変態オッさんだったら 絶対引っ越すね!


1965年!大昔に作られた作品です。大目に見てやってください。
時代を考えればよく作ったと思う。
こんな 大胆な作品。😅



😷コロナパンデミック中に鑑賞😷
健一

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