千里

長ぐつをはいたネコの千里のレビュー・感想・評価

長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)
3.3
「シュレック」シリーズに登場する「長ぐつをはいたネコ」を主人公としたスピンオフ作品。童話の「長靴を履いた猫」とはあまり関係なく、ジャックと豆の木をモチーフにした作品。

喧嘩別れした友人を許すことが出来るかという感じの内容。人間誰しも過ちを犯すし、それは反省して次に活かすしかないとはいえ、本作の腐れ卵ことハンプティダンプティが長ぐつをはいたネコに対してやったことがあまりにも酷いので、自分だったら許せる自信はないなと思いつつ見ていた。終盤ハンプティダンプティの心境も描写してくれたので気持ちは分からなくないが、それでもやっぱり自分なら許せないと思うので、許せちゃう長ぐつをはいたネコの心の広さに関心。

5年前の作品とはいえ圧巻のCGやカメラワーク、画面割りなどに工夫が凝らされていて見応えもあって良かった。
千里

千里