ヴレア

純喫茶磯辺のヴレアのレビュー・感想・評価

純喫茶磯辺(2008年製作の映画)
3.9
宮迫が主役だし、単純に喫茶店を舞台にしたドタバタコメディなのかなと思い鑑賞。
しかし、これはいい意味で裏切られた。笑いよりもまず人間ドラマとして見応えのある作品で、最初こそベタな笑いの連続だったのだが、物語が進むほどにどんどんシリアスな展開になっていくので凄く引き込まれた。それぞれのキャラクターがしっかり描かれている点も評価したい。
麻生久美子がヤリマン発言したときの宮迫のなんとも言えない顔の演技は秀逸だし、それを横で見る娘の軽蔑した表情もまた良い。凄い緊迫した場面なのにもう可笑しくてしょうがなかった。この場面が1番好きかも。
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