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日本ダービー 勝負のyusukepacinoのレビュー・感想・評価

日本ダービー 勝負(1970年製作の映画)
2.7
昭和7年の第1回日本ダービーから当時の映像?を交えて戦中、戦後の日本まで絡めて展開するドキュメント。
ダービーに勝つために滝に打たれ、馬に手を挙げたらキレるのに自分の子供には容赦なく暴力を振るう三橋達也に狂気を感じる。そんな彼も丸くなり息子とも和解する。騎手役に高倉健や菅原文太らがいたり、ちょい役に藤純子や谷隼人、成人した息子役に梅宮辰夫、主人公のライバル的なポジションに若山富三郎とこれだけのキャストが揃っているのに微妙な映画だった。盛り上がりに欠けて映画としての面白さはなかったがドキュメンタリーとしてであれば全く駄目ではなかったかもしれない。
まあ何れにしても異色作には違いない。
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