Kaoric747

刑事マルティン・ベックのKaoric747のネタバレレビュー・内容・結末

刑事マルティン・ベック(1976年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

アメリカや日本の映画なら、きっと事件解決後の後日談を入れて、きれいにまとめて終わるだろうというところをバッサリ切り落としてしまう辺りスウェーデンだなと思う作品。ドラマ化もされた有名なシリーズだけど愛想がないなぁという印象がぬぐえない(別に愛想のある結末を期待していたわけではない)ラストのビルの屋上の犯人を逮捕するシーンはヘリも登場で、エキストラもかなりの数を使って、派手に撮った感じは好きだった。打たれたベックを助けに行くコルベリと、犯人を逮捕しに行くラーションのコンビが、意外と流血が多くあまり救いのない劇中の数少ない癒しだった。(2019/02/24 福岡市総合図書館シネラ)
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