ShinMakita

メガフォースのShinMakitaのレビュー・感想・評価

メガフォース(1982年製作の映画)
1.8
☆mixi過去レビュー転載計画(ノンジャンル編)
…ここ10年で購入・視聴したDVD.Blu-rayのレビューです。




アフリカ。某国の軍司令官ホワイト将軍と、その助手で大統領の娘でもあるサラ・ベンドー少佐は、ある問題を抱えていた。それは隣国ガンビアの将官ガラリアの存在。ガラリアは戦車隊を率いて度々近隣諸国の国境を越え、攻撃を仕掛けては自国に逃走、というのを繰り返しているのだ。そこでホワイトとサラは、テキサスの砂漠に出向くことに。ここには、世界中のエリート兵士を集め、最新兵器で武装した超国家紛争解決部隊<メガフォース>の秘密基地があるのだ。早速ホワイトは司令官ハンターと面会、ガラリア戦車隊を駆逐してほしいと依頼する。ハンターとガラリアは、実は幼なじみ。故に、ハンターは彼の悪辣ぶりを熟知していた。というわけで、早速メガフォースは出動準備を開始する。ハンターはまず、C-130で部隊をアフリカまで輸送し、ガラリアの補給基地付近に落下傘降下、そして補給基地を叩いた後、ホワイト将軍の陣地まで逃走し、某国まで追って来たガラリア戦車隊を殲滅するという作戦を立てた。名付けて<フック/ライン/シンカー作戦>。だが、作戦決行当日、補給基地を叩いて逃走した<メガフォース>は、某国の国境封鎖に直面し、孤立してしまう。脱出用のC-130が着陸できる場所は、敵領土内の乾燥湖しかない。だが、そこには当然ガラリア率いる戦車大部隊が待ち構えている。果たしてハンターと<メガフォース>の運命は・・・




「メガフォース」




ハイテク巨大指令車<タックコム>、レーザーガンを装備した高速走行車<メガクルーザー>、ミサイル装備の小型高速オートバイ<モトデストロイヤー>が、画面狭しと縦横無尽に疾走します!サイコー!

…と、観る前にパンフを買い、ワクワクしながら席に着いた少年時代。有楽町で見たなぁ。劇場にタックコムの模型が飾られていたのを記憶しています。もちろん観てる最中は気分爆上がりで楽しんだんだけど、後々「騙された感」が強くなってきました。かなりのバカ映画なので、頭の中を10歳くらいにシフトチェンジして観ていただきたい一本。ホワイトを演じるのはTVドラマ「ナイトライダー」のデボン役で有名なエドワード・マルヘア。サラ役は「スタートレック」一作目のスキンヘッド美女バーシス・カンバッタ。そして悪役ガラリアは、みんな大好きヘンリー・シルバ。このシルバが超ノリノリで楽しそうに演じています。胸踊るテーマ曲、くだらないガジェットに笑いながら、ぜひ鑑賞を。鬱気分が吹っ飛びます^_^


ちなみに、これって香港のゴールデンハーベスト映画として有名ですが、実はプロデューサーはあのアル・ラディ! 「ゴッドファーザー」のプロデューサーが作った映画として観ると、また違う味わいです。
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