TaiRa

ヴィデオドロームのTaiRaのレビュー・感想・評価

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)
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メディアが人格を侵食し、デバイスが身体の一部になり、現実は誰にも定義されず人の知覚しか存在しなくなった現在において『ビデオドローム』はもう難解ではなくなった事実が一番面白い。思想を持たない人間そのものがメディアになり利用される世界を予知したクローネンバーグはやっぱ本物の狂人。
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