基本的には「分からない」映画を作るデヴィッド・クローネンバーグ監督・脚本の80年代グロB級映画。
やっぱり嫌いになれない。
カルト的な人気を誇る監督さんの1人。僕は高校生の時に初めて『スキャナーズ』を観た、その頃から彼の沼から抜けられないのだなと。
視覚的にも楽しめるが、クローネンバーグは先見の明がある為、今の時代に観賞すると面白さが増すのは間違いなく言えることでしょう。
この当時からVRの発想を映像化すること自体も凄いのだが、映像面に関して現実か作り物かの判別が難しくなっていくという題材も非常に面白い。
最近の特殊メイクは本当に繊細で、本物かどうか判別がつかなくなるほど凄い技術であるが、80年代のこのようなグロ特殊メイクの方が個人的には好きです。なんだか映画っぽいじゃないですか(笑)
そういえば、話は変わりますがこの頃から日本のAVは優秀だった事がわかります。日本人形の頭を取ると肉棒が現れるなんて…。訳わかんねえけどな。