“テレビの画面は現実以上に現実。”
小さなテレビ局員の男が視聴率を稼ぐために過激な動画を探している中ビデオドロームという拷問の映像を見つけ、それを探求していくうちに現実と幻想の区別がつかなくなっていくという異色のSF。クローネンバーグ監督作品の中でも一番訳がわからん。
ヨルゴス・ランティモスの“ロブスター”を観た時に似てるな。難解だし一定数評価する人達がいるのも分かるんだけど、自分には全く合わず、その難解さすらもストレスに感じてしまう。クローネンバーグは本当にラストグチャグチャにしてからの速攻エンドロール好きやなぁ。