どらどら

フラガールのどらどらのレビュー・感想・評価

フラガール(2006年製作の映画)
4.0
-バカみたいに笑え!

炭鉱の終わり
閉山と大量解雇
それは誰のせいでもない

抑圧されてきた女性たちは
何より自分たち自身の手で抑圧してきた女性たちは
フラダンスを身につけ
美しく、自分の人生を輝かせる

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作られたのは2006年と考えると、このジェンダー観のインパクトは今以上でしょう
松雪泰子と豊悦の関係性はともかく、ほぼ全く恋愛を起点に物語を描かない
女性たちが、自分自身の手で技能を身につけ、支え合い、輝く
そこには年齢も美貌も全く関係ない
とにかく自身の内面の美しさが滲み出てくるフラダンス
何よりこれは実話なのだ
その点でも、最高のシスターフッド映画だ

蒼井優はこの時からこれだけの表現力があったのかと圧倒され
松雪泰子の若かりし頃の美しさに魅せられ
そして李監督の見事な演出力に魅入ってしまった

ただ松雪泰子のエピソードがちょっと弱い?彼女の演技力で説得力はあったけど
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