ゴン吉

フラガールのゴン吉のレビュー・感想・評価

フラガール(2006年製作の映画)
4.7
福島県いわき市にある「常磐ハワイアンセンター」の誕生秘話をコミカルに描いた感動作。

昭和40年の福島県いわき市が舞台。
時代の流れでいわき市の花形産業を担ってきた炭坑が縮小され、それに伴い2000人の労働者が解雇される。
失業者の受け入れ先として“常磐ハワイアンセンター”が建設される。
東京からSKDの花形ダンサーをダンス講師として招き、地元の若い女性のフラダンサーの育成を始める。
地元の人にとっては、炭鉱の仕事以外は考えられないことで、ダンサーの仕事は家族にすら理解されなかった。
当初は躊躇や恥ずかしがっていた少女たち(プラスおばさん)であったが、練習を重ねるうちに踊る楽しみを覚え、積極的にダンスの練習に励むようになる。そして師弟間にも強い信頼と絆が生まれる。
「今まで生きてきた中で一番楽しかった!」 

ダンサーはみんなキラキラ輝いていました。
ダンサーやその家族のそれぞれに感無量の暖かい涙が流れます。 
そして私もいい涙を流させてもらいました。
良い意味で予想を裏切ってくれた素敵な作品です。
コロナが落ち着いたらハワイアンセンターに是非行きたいです! 

BS TVで鑑賞 
第30回 日本アカデミー賞で、作品賞、監督賞、脚本賞、助演女優賞を受賞(2007年)
ゴン吉

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