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モンスターのmamrandeのネタバレレビュー・内容・結末

モンスター(2003年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

「文化資本のお話」という批評があったのでそれに期待して見てみたが、文化資本の格差というよりかは、性にまつわるトラウマや環境(not文化資本)の格差を描いているという印象。主人公は幼少期にレイプされたことで、男性性へのトラウマを抱き、あくまでも男性を<金を稼ぐための手段>として見ており、恋愛対象にはしていない。彼女は「選択の存在」自体を知らず、生きるために殺人を選ばなければならなかった。
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