モンスターの作品情報・感想・評価

「モンスター」に投稿された感想・評価

Greenman

Greenmanの感想・評価

3.6
モンスターは誰だったのか
Hitu

Hituの感想・評価

4.1
2017.09.23 DVD

序盤から観るのが苦しくて辛かった。
哀しい。シャーリーズセロンの演技が凄すぎるしクリスティーナリッチも凄い。
辛い。ほんと。

この「モンスター」は実際観てみると
リーよりもセルビーのほうがモンスターと思える。クッソ自己中。お前も働けと何度も思ってしまった。
初めて知った愛のために破滅するリーは憎めないし何とかしあわせになってほしい、と思ったけど…泣
実話ってのがもうね…

音楽がちょっとしつこいなと思った。
いみ

いみの感想・評価

3.8
悲しくて重い話で、トラウマになりそうでした。
『誰も知らない』もそうだったけれど、子供は親を選んで生まれてくるなんて、絶対にない。
だからこそ、親は子供を自分の思い通りにしようとしてはいけない。
そんなことを思いました。

観た人がみんな思うことでしょうが、シャーリーズ・セロンがすごすぎます。
pon

ponの感想・評価

5.0
世の中全てから背を向けられたなら…自分を信じることなどできやしない。

そして唯一掴んでしまった純粋なる狂気を愛した彼女はその瞬間だけでも幸せだったのだと思いたい。

なぜなんだろう?
出鼻を挫かれた人がなにかを信じ光を見出せるなんてことは、毎日何事もなく行きている私の傲慢な思いでしかないのか…
なんとも光が見出せない辛い…。

13kgも増量したシャーリーズ・セロンの教養がない娼婦っぷりはお見事!
クリスティーナ・リッチの危うい幼さも良かった。
主人公の娼婦の薄汚れた姿から演じているのがシャーリーズセロンだと、果たして知らない状態で観たら気が付くだろうかというぐらい役作りが凄まじい。とにかく薄汚い。堅気の仕事をしようとスーツを着た時の浮き具合もすごい。
言うまでもなくタイトルの「モンスター」は多様な解釈を生むことができるもので、主人公が絶望することになった男の性欲を指すこともできるし、それを罰するに至った彼女の怒りを指すこともできるし、はたまた一度足を洗った娼婦に再び戻らせ、最後突き放した無垢なセルビーを指すこともできる。この最後の点が、実はこの作品を単なるマッチョイズム批判に終わらせない多様な読みを生み出す部分だったりもする。
主人公がセルビーに恋に落ちるのと、レイプされて男に絶望して娼婦から足を洗うことは勿論地続きなのだが、問題は彼女が幼いころから体を売ることでしか生きる方法がなく、足を洗っても生き抜く方法がないことで、これが二人の間に溝を作る。セルビーはパーティーがしたくて「なんで娼婦を辞めたの」と口走るが、これがどれだけ残酷な言葉か。モノローグにもあったが純粋だということがどれだけ恐ろしいか。おまけにセルビーの母親も「私は差別主義者じゃない」と言ったその直後に「ニガー」や同性愛者への差別を口にする。差別してる自覚がないという恐ろしさ。
傍から見ればこんな碌でもない女であるセルビーだが、彼女によって初めて愛を知った主人公はやはり「愛している」と言う他がない。ほんとに出口がない。最後の「勝手にほざいてろ」の痛ましさは筆舌に尽くしがたい。
役者魂に拍手。
>|