NaoiIshihara

バベルのNaoiIshiharaのネタバレレビュー・内容・結末

バベル(2006年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ブラピ目的で観たけど、なんかすごい作品だったな。

まず、カルチャーショックの数々。
そして、この作品で一番思ったことが、比べるものが多すぎてすごく難しかった。
それをどう理解していいのかも。
ほんとに難しい作品。でも、なんか、とても好きと言うか、引かれると言うか、気付いたらバベルの世界に引き込まれてて。
他の国のストーリーに比べたら日本のストーリーはほんとにダサいし、しょうもないとこを切り取られてて、でもそれは、裕福な国とそうでない国のわかりやすい比べかただからそうしたのかな?とか、日本の切り取りかたもだけど、それをダサいって思ってる自分もダサいって思えて。

途中でなんとなく思ったのが、北野武監督の作品っぽいなーって。
曲の使い方なのか、ストーリーなのかはわからなけど、この作品には北野武を感じた。

日本が出てきたけど、これは日本じゃないなーって思ったのは、序盤の
バレーのシーンで、機嫌悪い菊池凛子が、「お前のお父さんとやって機嫌直そうか」ってそんな言い回しも、考え方も日本にはないなーって。日本だけど、アメリカを感じたシーンだった。そんな日本なのに日本じゃないシーンが多々あった気がする。


とりあえず、この作品を一回で理解するのは無理。
NaoiIshihara

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