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JUNO/ジュノのshunのレビュー・感想・評価

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)
4.5
こちらもずっと観たくて観れて無くてTSUTAYAの中古コーナーで発見。
しかもブルーレイ!普段あんまり意識しないけどブルーレイってやっぱり画質すごいなあと感心しちゃいました笑

すんごく重いテーマではあるけど全編コミカルにクスッと笑える要素も入れている、結構難しいことだと思う。

高校生の妊娠は映画のテーマとしてはマイナスに描かれる事が多いと思うけどこれは全然そんなこと無い。もちろん否定的な視線を持つ人だったり陰口とかも描かれてはいるんだけどあくまで本人と周りの人間の成長に重きを置いているのがいい。

こんなにも恵まれたサポートのシステムがあるっていうのが全ての人にある、というわけではないと思うけれどすごく愛に満ちていて観ていて幸せになったし勉強にもなりました。  

90分ちょっとという短い時間ではあったけどさすがアカデミー賞脚本賞獲ってるだけあって十分に楽しめました。最初のアニメーションのところからかわいかったです。

そしてキャスト、マイケル・セラ全盛期にしてエレン・ペイジのブレイクの瞬間ですね。主演女優賞に20歳にしてノミネートされるだけあってとても上手でした。ちょっと遊び心があって魅力的なヒロインでした。
J.K.シモンズ、ジェニファー・ガーナーもよかった

オレンジジュース、パイプ、ハンバーガー形電話などアイテム一つ一つも個性豊かでした。
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