邦画が失った原初的パッションが溢れている
国策映画という側面があるかもしれないが、それでも素直に賛辞を呈したい。
こういった飾りも気取りもなくぐいぐい迫ってくるパワーを邦画は失ってから久しいと痛感。
パッケージをあらかじめ読んでいてさえストーリー展開がああなるとは全く予想外だったが、まんまと釘づけにされてしまった。
子供先生の授業が経済的必要性という差し迫った事情があったにせよ見事に体裁を整えていく過程には全く感心。
そして教え子探しは「一体どうなるんだろう?・・・」とこちらも気をもまずにはいられなかった。
久しぶりの感涙映画。
012002