あの子を探しての作品情報・感想・評価

「あの子を探して」に投稿された感想・評価

ひろ

ひろの感想・評価

3.0
実話と言うことで普段あまり見ない中国映画を。

13歳で代用教員のミンジと10歳で出稼ぎに出た男の子の話がメインなんだけどそこまでの過程がなかなかひどかったw
街に出るところからのミンジは頑張ってたけど。

あのインチキそうな村長もちゃんと校舎建て替えたりしたようで一安心!

1番前に座ってた小さい子で和んだ!
nadeshiko

nadeshikoの感想・評価

3.8
〜遠い遠い空の下、
元気でいてね、迎えにいくから。〜

舞台は中国、河北省赤城県チェンニンパ村の小学校。
掘建て小屋のような小さくボロボロの校舎、授業は黒板に先生が書いた教科書の一節を、生徒たちはボロボロの帳面に書き写すだけ。
お金が無くて備品を買うのもままならない。
遠くて通えない子は校舎の中にある宿直室のベッドに何人かで重なって寝泊まりする。
でも子供たちは明るい。
ここに、貧しい13歳なウェイが代用教員としてやってくる。
そして、ある時、町に出稼ぎに出たまま迷子になったと思われる生徒ホエクーを探しにウェイは町にいくことに。

実際のキャストは、ほとんど素人で本名でそのまま出てるらしい。ドキュメンタリーを見ているような作品。まだまだ世界には実際にこの村と似たような環境で勉強している子供がきっと多いのかも。恵まれた環境で学べることに感謝。

美味シーン
・コーラ。子供たちは生まれて初めてコーラを飲む。
・ホエクーが迷子になりさまよっている時に恵んでもらった白いふかふかの饅頭。
・ウェイが町のテレビ局の中で、ようやくありつけた食事、青菜とお肉を炒めたようなお菜とご飯。
2缶のコーラを27人で分け合う味 最後のみんなの笑顔で中盤までのイライラふっとんだ^_^ いいね!
YokoNakano

YokoNakanoの感想・評価

4.7
数ヶ月前に見たのだがまだ心に残ってる。ふとした瞬間に彼女の顔が頭をよぎる。

何も感じない娘だと思ってた。
先生として学校に来た当初も、ずっと無表情で、子供達に自ら打ち解けようとする様子もなく。教室では自分本位の授業を押し付け、子供達の反応を見ようともしない。
お金のため、仕方なくかたちだけ先生をやってるような。。。

彼女はずっと表情を動かさなかった。
足の速い女の子が去っていった時も、やんちゃな男の子が帰ってこなかった時も。

でも、ずっと一生懸命だった。女の子の乗った車を走って追いかけた。迷子の男の子が見つかるまで何日もじっと粘った。

「考えも無しに行動するなんて、なんてバカなんだろう。」って思った自分にとても悲しくなった。

圧倒的な純粋。
自分が汚れてた事に気付かされた。
sonozy

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3.9
1999年 中国 チャン・イーモウ監督
ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞(最高賞)他

中国郊外にある貧困の村。
1年生〜4年生の28人を預かるカオ先生が母の看病で1ヶ月学校を離れることになり、村長は中学も出ていない13歳の女子ウェイ・ミンジを代理教師役にと連れてくる。

カオ先生はそんな無茶なと思いつつ他に選択肢もなく、教科書を黒板に書いて書き写させなさいと伝え、貴重なチョークを渡し村を出る。

子供はもう十数人辞めているからこれ以上辞めさせたらバイト代の50元は渡さないとまで言われたミンジは途方にくれながらも、28人の生徒を健気に1ヶ月守り抜こうとするのだが。。。

リアルドキュメンタリー風ですが、ほぼ素人のキャスティングによる演出とのこと。

多くの大人たちの冷たい仕打ち(もちろん、優しい人もいるんですが)に、実際こんな感じなんだろうか。。と怒りを抑えつつ、
生徒のちょっとだけ歳上の少女のミンジが、徐々にたくましく、先生っぽくなっていくのが微笑ましい。
ラスト、寄付されたカラフルなチョークで、生徒がひとりづつ文字を書いていくシーンに涙。。

最後に流れるメッセージは、
「中国では毎年平均少なくとも100万名の児童が貧困のため退学。
そのうち約15%は各界の努力と援助で復学している。」
この状態、今の中国ではもっと改善されていると信じたいです。
ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。離れ離れになった家族の話かと思ってましたが、全然違いました。実話らしいですが、主役の子も生徒も自然体で可愛らしくほっこりする映画でした。冷たい大人にストレスがたまりますが、たまに出てくる心優しい人に救われます。
ジブリっぽかった。ずっとミンジにイライラしたけど最後彼女の笑った顔をみたら収まった。
eshu

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3.4
心配されて初めて
自分のしでかした事が
わかるのよ

帰り道がわからない…この心細さ。人が多くて、慣れない所でどこもかしこも同じ通りに見えるだろうに。田舎から都会にこんな小さな子が出稼ぎに行くのかと。

少し離れただけ…そんな感じで行方不明になる子がたくさんいる怖さ。

貧しさの中でどう自分を守ればいいのか考えさせられる。なかなか良い方向に変わらない現実の中で子供達同士の結びつき…というか小さな声に…耳を傾けてあげてと。それしか言えないよ。
PI

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3.7
なんと逞しい!
お国柄?育った環境?
目的はお金だけ。
でも、後先考えずにあそこまで行動できるのはあっぱれです。
殆ど無表情だったミンジが、最後に見せた涙にはちょっとホッとした。
kiko

kikoの感想・評価

3.6
中国女性の強さがわかる作品。子供から大人まで皆強い。人に対しても。お金に対しても。1ケ月限定の代替教員として田舎の学校へ訪れた13歳の少女ウェイの行動力は並みの子供じゃない。お金を稼ぐ為の知恵、大人に対しても気後れすることのない自己主張は、いわゆる日本人の美徳とされる「おくゆかしさ」は無い。でも目的の為には、「何としてでも」の精神と行動力は見習わないといけないなーと、映画を観て感じた次第。13歳‥あっぱれでございます。
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