マメコ

袋小路のマメコのレビュー・感想・評価

袋小路(1965年製作の映画)
3.1
許しがたいおもんなさ

音楽のセレクトから人物の相関図、舞台である古城のジメッとした映し方まで、映画中のすべてが意図的に「じわじわと観客が不快になるように」仕向けられている

結構ギリギリの精神状態で生活を営んでいる人間たちが、少しの環境の変化(この映画においては突然不法侵入してきたマフィア)で一気に壊れていく様の描き方は見事といえば見事だし監督が一番描きたい部分なんだろうと思うので、それを私が受け入れられなかったといえばそれまでではある

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