袋小路の作品情報・感想・評価・動画配信

『袋小路』に投稿された感想・評価

犬

犬の感想・評価

3.0

舞台設定や夫婦の主従関係は『水の中のナイフ』であり、直に精神が崩壊していく構造は『反撥』とも言えよう。何かしらのサムネを見たときはプレザンスが異常者なのかと思ったが、冒頭の女装した状態でスタンダーと…

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matilda

matildaの感想・評価

2.0
むかーしみた。海の上にぽつんとあるお城。勝手にモンサンミッシェルだと思ってたけど違った。
もうイントロから面白い。奇妙な人間関係と展開に引き込まれていきます。古城の中年男もいい味出しているし、その若妻がカトリーヌ・ドヌーヴの姉フランソワーズ・ドルレアック。
うわーー!いきなり始まるの好きだよてか大好き꒰ঌ♡໒꒱
ノーサンバーランド
ノノ

ノノの感想・評価

4.0

逃げてきた強盗をかくまう羽目になった孤島に住む中年の夫と若い妻。夫のヘタレ具合に嫌気が差して強盗と少し仲を深めてしまう妻だったり、予期せぬ訪問者とのいざこざ…悲劇だけど笑ってしまう。風に吹かれるフラ…

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カメラワークが良い。
めちゃくちゃ胸糞なはずなのに妙な笑いがでちゃうのは、登場人物の誰にもイマイチ共感できないからかもしれない。

サスペンスと見せかけてその実態はコメディな気がする。ポランスキー的に言えば後年の「おとなのけんか」とかに通じる、攻撃してされての悲劇を喜劇として見せてみた秀作。

仕事終わりのギャングに立て篭もられ…

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まえだ

まえだの感想・評価

3.9
ポランスキーの初期作3つはいずれも閉ざされた空間のバランスが崩壊するサスペンスだけど、舞台や人間関係が違っててどれも面白かった。浜辺の長回しとか顔のドアップとか緊迫感を表現するのがうまい。

二人の怪我したギャングが城に住む夫婦の家に押しかける。閉じ込められた夫婦はいつ反撃に出るのか?という普通なら脱出反撃サスペンスになるのだが、この夫婦〜全然反抗しないし、呑気に犯人と酒飲んだりしてて、…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.7

【第16回ベルリン映画祭 金熊賞】
『戦場のピアニスト』ロマン・ポランスキー監督の初期作品。ベルリン映画祭金熊賞を受賞、英国アカデミー賞では撮影賞にノミネートされた。

ポランスキーはそんなに観てい…

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