パエリア太郎

(500)日のサマーのパエリア太郎のレビュー・感想・評価

(500)日のサマー(2009年製作の映画)
4.8
自分にとって今こそ価値のある映画。

誰でもこのカップルどちらかに、あるいは双方に自分を重ねられるのではないでしょうか。

全然映画の感想と関係ないのですが最近、最大級の失恋をしました。
この映画の男目線でしか進行しない1人よがった失恋のお話。身につまされます。

彼女こそ最高で、彼女以外に特別な女性なんていやしない。
狭い世界で嘆いたり悔やんだりしてる青春野郎には堪らなく切なく、そして諭しをくれる素敵でチャーミングな映画です。

恋愛ってこういう物ですよね。
残ってるのは過ごした断片的な幸福な時間。

ラベルや肩書きの話、自分もことある事に使ってきた言い回しだと思います。
かなり自分に酔った感想になってしまいますが、トムも自分で、サマーもいつかの自分。
どうしても感情を込めに込めまくって観てしまいました。
パエリア太郎

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