Milkiti

ひなぎくのMilkitiのレビュー・感想・評価

ひなぎく(1966年製作の映画)
3.3
これぞ!ガーリームービー金字塔!
日本のおしゃれと名の付く著名人がこぞってフェイバリットと謳い、おしゃれ雑誌のおしゃれ映画特集で見ない事はなく、ミニシアターでたまに上映されるとおしゃれ女子達が立ち見まですると言う作品。しかも実験的映像でもあるのでアートという観点でもよく取り上げられているわけで、勿論「おしゃれ」「アート」ミーハーの私が押さえていないはずも無く、そういうワードに鼻息荒かった時代からずーーっと気にはしてて、更にここ10年くらいはずっと手元にも持ってたと言うのに、なんちゅうかきな臭くて手を出せてなかった映画。

いやもうおしゃれ。2人の服装、髪型、メイク、お部屋、きゃわゆすぎ。特に私は黒髪の方のビジュアルもむちゃくちゃ好み!たまらん唇にたまらん目つき、更にあの体型!

いやもうアート!ここぞとばかりの色味の演出、言葉、音楽、コラージュ。

な・の・に!愛せない!
オープニングから重苦しい、イタイタシイ。そして稚拙。
もっと意味のないあっぱらぱーで見れる映画ならよかったのに。変に「この奥に深い意味あるんです」って匂わしてる感じがなければ良かったのになー。
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