RioShionoya

ひなぎくのRioShionoyaのネタバレレビュー・内容・結末

ひなぎく(1966年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

チェコスロバキアの映画は初めてで、いったいこれが何語かもわからないし、1966年に公開されたのに、今見ても刺激的で新鮮に感じられる映画でした。

女の気分のめまぐるしい変化を、背景色をコロコロ変えることで表現していたのが良かったです。

女優たちの目の下のクマが気になりましたが、彫りが深いから仕方ないのでしょうか…

AKBのヘビーローテーションを思い出させるような衣装とヘアメークでした(むしろ蜷川さんがこの映画からヒントを得たのでしょうか?)

ストーリーはただ女の子が好き勝手にはしゃぎまくる人生を描いただけですが、映像と音楽が面白くて観ていて飽きませんでした。セリフも少ないので、なんだかチャップリンの雰囲気にも似てる気がします。

この監督が、政府に活動停止させられていた時期があるということにも驚きました。過激。

主人公たちがホントに好き勝手やっていて、気分がスカッとする映画でした。
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