ワルキューリ

華麗なる対決のワルキューリのレビュー・感想・評価

華麗なる対決(1971年製作の映画)
3.4
偶然石油が出る場所を記したお宝地図を手に入れたマリアは早速その牧場に赴くが、そこはすでに引退を決めた女強盗団を率いる頭目、ルイーズに買われていた。
石油が出ることを知られずに土地を買おうとするマリアだったが、ルイーズはマリアの行動を怪しみだし…

コケティッシュな"ブラン"B・バルドーVSドーラ一家ばりにグズな男を従える男勝りの"ネロ"C・カルディナーレ、マリアの兄弟と保安官のドタバタラブ?コメディ(ポロリもあるよ)

全編通してF・レイの劇伴がおだてるおふざけ調だし(肝心の石油発掘はまさかの〇〇オチw)カットの切り方もあって舞台の喜劇を見ているような感覚になるところも。
似た者同士の真昼の決闘を経ての最後の一言は西部劇衰微の時代背景を感じさせて妙にしんみりしちゃいます。